~脳梗塞後遺症に対するマッサージ施術のやり方、 「私ならこうする」~

シリウス訪問治療所では筋麻痺、筋委縮、関節拘縮等の症状で歩行困難で通院治療が困難な方を対象に訪問施術を行っております。
今回は脳梗塞後遺症(片麻痺)に対して、どのように私が施術を行うか、方針や方法を簡単に書いていきたいと思います。
片麻痺は体半分の上肢、下肢の筋肉に緊張が強く、つっぱった感じ、痙縮が起きている状態です。上肢は関節を曲げたままになり、下肢は逆に関節が伸びたままになる症状が多いです。
① まずは体の中心の筋肉からほぐしていきます。上肢なら肩関節回り、下肢なら臀部や股関節回りですね。大きく筋肉からほぐすことで血流が多くなり徐々に循環が促進されれば末端の小さい筋肉がよりほぐれやすくなります。
② 麻痺側の関節は動かすことがないので、硬くなりますが、関節を傷つけないように動かせる範囲で術者が動かす他動運動を行うと血流を促進して関節が柔らかくなり、筋緊張が緩和されやすくなります。あと自力で動かせることが少しながら出来るのであれば術者が介助して自動運動を行い、動きを意識させると動かし方が理解できて少しづつ力を入れられるようになることが多い気がします。
③ 筋肉の端に関節部に付いている部分「腱」と言う部分があります。そこを刺激すると筋肉の緊張が緩和されることがあります。
マッサージ→術者が行う他動運動→患者様に力を出してもらう自動運動、この流れを繰り返して、循環の促進、筋緊張の緩和、関節可動域の維持、拡大を図ります。少しづつ緊張が緩和して上肢は伸びやすくなり、下肢は曲げられるようになることを目標に行っていきます。
以上が私が行っております脳梗塞後遺症の方の施術の方法の大まかな流れです。このような症状で御困りの方が居ましたら是非御相談下さい。早急に対応致します。
シリウス訪問治療所では医療保険による鍼灸マッサージ施術の無料体験施術を実施しております。
平塚市、茅ヶ崎市、大磯町、秦野市、伊勢原市に在住の方で歩行困難の疾病、症状がある御本人様、もしくは介護者、御家族様。
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